TOMO SAKAI

笑色の空に Tinted Sky / op.026


 

七色の空。歩いてきた道を振り返りたくなったときに、この曲を。

生きていれば、人生を見つめたくなるときもありますよね。
何を考え、何をして、誰とつながり、どう生きてきたのか。昔のあなたを思い出してもいいんです。

あなたは、あなたの足で、随分と遠くまで歩いて来れたことに、気づけるものですよ。

 

 

笑色の空に

 

北の果ての田舎町は
青々とした木々
こじんまりとした家
虫と鳥のさえずり

 

油絵のように
じっとそこに居座っている

 

戻ってくると
知っていただろうか
また帰ってくると
待っていただろうか

 

涙色の空が
笑色の空に

 

同じ景色が
同じでない

 

色メガネの向こう側は
何も変わっていなかった

 

流れた年月が私を育て
今、
やさしい風が
包み込む

 

 

composer’s note

「コスモスの咲く丘で」(op.11)の姉妹編。その舞台となった、北海道深川市の丘に、なんと、10年ぶりぐらいに同じ場所に立つことができた。10年ぶりのお気に入りの場所は、久しぶりに恋人に会うような感じがして、すごくドキドキしながら訪れた。

前回は秋、今回は夏。季節が違うのでコスモスもなく、景色は多少違ったものの、肌で感じる風、遠くまでの眺め、「あぁ、10年前と変わっていないのだなぁ」と、しみじみ・・・。同じ年月の間、随分と色々な面で成長して変わった自分が、変わらない景色を見ている。なんとも感慨深いもの。いつまでも変わらないでいてくれる嬉しさがある。

時の流れは人を成長させるもの。たとえそれがどんな道だったとしても。全受容のやさしい音楽。歩んできた道のりをゆっくり見つめて、その道を認めてあげよう。

ホッとできる、音楽を♪

曲名:笑色の空に Tinted Sky
発売日:2016.01
曲の長さ:7’03”
主な楽器:ピアノ・ギター・オーケストラ

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