自然治療で病気を治すときに、「食」はやっぱり大切。
でも、私が一番初めに伝えたいのは、健康食を食べていても病気になることがある、ってこと。
私が突然リウマチを患ったとき、実は毎日健康的な食事をしていた。
玄米ご飯を食べたり、野菜やフルーツは欠かさずとり、お弁当も手作りしていた。
なのに、病気?
だから、つくづく食ってのはそこまで関係ない、と思う。
とはいえ、毎日ファーストフードばかり食べていたら、保証はできない。
でも、病気を自然治癒力で治すことにしたので、やっぱり食の見直しもすることに。
そうすると色々な情報が入ってきて、マクロビオティックをやれば病気が治るとか、断食が効果あるとか、肉はやめた方がいいとか、乳製品はよくないとか、豆乳もかえって良くないとか、小麦を抜いた方がいいとか、体を冷やす夏野菜はダメとか…。
サプリ系でも、キャッツクローが効くとか、グルコサミンがいいとか、ナントカ生姜もいいとか…。
山ほど食の情報ってある。
本当に効くの?
と半信半疑のも多々あるけど、「○○すれば良くなる」と聞けば、つらい体を何とかしたいと、藁をもすがる思いで試したくなるもの。
私の場合、自然治癒力を引きだすものは、ほぼほぼ試した。
マクロビをやった時なんて、ゆる〜い感じでも超めんどくさくて、途中でイヤになった。
もともとシンプルな和食の味付けは好きだから、マズイとは思わなかったけど、さすがに肉を大豆で出来たフェイク肉みたいなのを使うと、やっぱり違う!って思った。一番口に合わなかったのはスイーツ。
私にとって、劇的にスゴイ効果あった!
ってものは、残念ながらなかった。
でも、色々試した中で続けているものもある。
それは、劇的な変化というより、なんとなく心地いいから。
私が色々な食を試して得た、もっとも大きな気づき。
それは、結局、食というのは、自分の心と体が満足するものをとるのが一番ってこと。
心と体の声を聴くことがすごく大事。
何でも得た情報は、気になるなら試してみたらいい。
でも、情報に惑わされないこと。体は、たとえ同じ病気を患っていても、人それぞれちがうもの。
だから、体が欲しているものは、人によって違う。そしてさらに細かくいえば、同じ体でも、一瞬一瞬で欲しているものはちがう。
あの人に合うから私にも合うかもしれない、と、プラスに捉えて試すのはいいけれど、あの人に合うから私にも合うはず!と、思い込まない方がいい。
大事なのは、自分の声を聴くこと。
マクロビが効く人だってもちろんいる。ただ私には、そこまで厳格に食をコントロールすることが、逆にストレスになるから、合わなかっただけの話。
ストレスを感じるならば、いくら良くても逆効果。
そして、
○○を食べたら悪化する
そういう思い込みこそが、自分を洗脳し、その症状を引き起こす。
もし何か健康のために口にしているものがあれば、
本当に好きか?
本当にそれ食べて気分いいか?
心も体も心地よいか?
ちゃんと確かめましょう。
またの機会に、私が続けている食をご紹介します^o^