op.032 箱庭の小人 / A Dwarf in the Miniature Gardenが、YouTubeでも聴けるようになりました。
~ミクロの世界で繰り広げられるドラマ~
この音楽は、島根県 足立美術館の日本庭園からインスパイアされ創られた音楽です。
借景の山々と一体となった、絵画のような美しい日本庭園。
庭園という囲いの中では、木々すら息を潜め、究極の静が作られている。
じっと庭園を眺めていると、それはまるでリアル箱庭のようで、誰にも気づかれないように小人が住んでいる、そんな奇妙な感覚になってくるのです。
空から見下ろせば、本当はそこには囲いすら無くて、別世界なんかじゃないけれど、ただ意識が作った囲いの中に、いつのまにか留まっているように、ミクロの世界にひっそりと暮らしている。
静の中にも見えない動があり、そこにはドラマがある。
箱庭の小人
彼らはひょっとすると、人間なのかもしれない。
この音楽は、目に見えないほどの小さな変化をとらえるような感覚になれる音楽です。
感覚を研ぎ澄ませば、微細な動を感じることができる。
庭園の中でひっそりと繰り広げられる、二胡の旋律が美しい、ドラマティックな音楽です。
囲いの外へ、飛び出そう。
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