1月にロサンゼルスで音楽ソフトのワークショップを受けてきました。
私がいつも音楽創りに使っているのはLogic Pro Xというソフト。
今ってホント、コンピューター関係はすごい複雑ですよね。
どうしても自己流の使い方しかしていないので、まだまだソフトを使いこなせていなかったりして、もっといい機能や使い方がわかったら幅が広がりそう!って思って、行くことにしました。
すごく勉強になったし、それだけじゃなくて、受講していた人たちはみんなジャンルがバラバラで、ジャズピアニスト、シンガーソングライター、ダンスミュージック創っている人、ポップス系、本当に様々。
最後に各々の曲を聴いて、感想を言ったりアドバイスをしたりする時間があって、私は「白砂の色」と「幾千年の木」をチョイス。
ザワついていた室内が、音楽が流れ始めて一瞬で空気が変わって、みんなが静かに耳を傾けているのがわかりました。
私の目には、空から光のようなものが静かに降りてきて、そこの空気を浄化しているようなものが見えた気がしました。
まるで、時間も呼吸も止まってしまったかのような瞬間で、曲が終わり、沈黙が訪れたあと、全員が私の方へふり返って、
Beautiful!!!
と言いながら拍手を送ってくれ、ものすごく胸が熱くなりました。
やっぱり同業者に称賛されるのは嬉しいもの。
一人の受講者が、休憩時間に私の元へやって来て、
キミの音楽はとても美しかった!
まるで映画を観ているようで、キミの音楽にはストーリーがある。
椅子に座って、「さあ、これから映画の本編が始まるぞ」って気分だったよ。
と褒めまくってくれ、私はめちゃくちゃ嬉しかったと同時にものすごく驚いた。
だって、私の音楽たちについて、私自身が同じことを思っていたから。
それぞれの音楽がストーリーを持っていて、音楽を聴きながら頭の中でその映像が見えているのだ。
彼はすごいセンスの持ち主だとビックリ。コンセプトもタイトルでさえ何も言っていないっていうのに、伝わる人には伝わるものなんだなあ!!と本当に驚いた。
いやぁ~~~、自分が音楽に込めているものが、言葉なしに伝わるって嬉しいものだなぁ。
そこに来ていた人たちの活動を聞いて、私もこれまで配信していたものを、もう一度ちゃんとまとめたいな、と思った。
帰国してから、もう一度1曲1曲手直しを始めると、今の自分の目線で客観的に見れるところもあったり、技術的にも上がった今の自分が気になる点を修正したりと、大モトは一緒でも、さらに曲に磨きがかかってきた。
せっかくなので、近いうちにこの新しいデータでiTunesやSpotifyなど配信し直したいと思っています。
彼らと出会ったおかげで、私も音和邸という箱でなく、私という個人できちんと音楽を出していこう、と決心ができました。
新たな配信には新しいジャケットデザイン。ようやく先週、ロゴとジャケットのデザインが決定。
再配信が完了したら、またこちらでお知らせします♪