MUSIC COLLECTIONや、オーダーメイド音楽には詩のようなものが付属しています。
これは、正確には”詩”ではないのです。”詩”のようなもの、と思っていただければ良いかと思います。
じゃあ何かといえば、作曲者の曲を作るためのイメージを言葉にしたもの、ですね。
例えば、船長さんの航海マップといえばわかりやすいでしょうか。航海図なんて見たことありませんけど、きっと、これから船が行く計画が書かれているでしょう。
船長さんの頭の中だけでルートを理解してるのでなく、実際にマップを作ることで、その都度確認もできるし、他人も見ることができる。具体的なその道がどんなかは分からなくても、大筋はわかる。
それと同じ。自分がどこへ向かおうとしているのか、どんな色彩にしたかったのか、音楽を作りながら確認したりします。そして、言葉とリンクして音楽も景色が変わっていく曲もあれば、全体像でしかないものもあります。
オーダーメイド音楽の時にもお付けすることが多いのですが、あくまで作曲者がどんなイメージで音楽を作ったのか、ということを知ることができた方が面白いかな、と思って付けています。
お客様のお話しされたことの要約ではありませんので、ご注意ください。
他人の創作物を見る時に、私自身は、その作者がいったい何を考えながらどんな思いで作ったのか、を知れたらいいな、と思います。作品を自由に受け取ることはもちろん大切だけれど、作品を見た後に、作者は何を思っていたのか、を知ると、その作者の人生が見えてきますよね。
自分では持てなかった視点が見えるって、自分だけの人生だけじゃ無理ですから。
そんなわけで、音楽に付いている詩のようなものも、どんな景色を作りたかったのか、がより具体的に分かっていただけるかと思います。
ただ、言葉通りの景色ってわけじゃないですけどね。言葉で説明するのは限界がありますから。どちらかというと、漠然とした空気感という感じです。
あくまで作曲者のイメージノート。だから、言葉にとらわれずに、音楽を自由にお楽しみいただければオッケーです♪( ´θ`)ノ