人の言動に左右されず、自分軸がブレないこと、って大切だなあ、って最近よく思う。
それは、単に意固地になるのとはちがう。
病気になった頃、どういう治療をしていくかとか、すごく色々迷って、選んだ道が正しいのかどうかもよく分からなくて悩むことが多かった。
単純に医者の言うことだけを真に受けて、言われるままの治療をするのは、自分の中で、ちがうって思ったから。
だから、独自の道を選んだわけだけど、迷ったときに聞く人もいないし、自分が分からないことを家族が分かるわけもない。
結局自分に何度も問いかけて、自分のイエスに進んできた。ときにそれは思うようにならなかったこともあったけど、それでも進むしかなかった。
道に迷った時、不安になった時、いつも自分に尋ねるんだ。
前進する?
このままでいる?
後退する?
選択肢は3つ。
すると必ず答えは、「前進する!」。
答えが出れば、元気を取り戻し、また前へ進む力が湧く。
結局、自分のカラダは自分が責任持つしかない。自分の人生は自分が決めるしかない。
じゃないと、何か上手くいかなくなったときに、人を責めたくなる。
どんなに自分が間違った選択をしてしまったと思っても、自分の決断であれば、それは次への力となる。
その頃は、聞く人がいなくて本当に心細かった。ウソでもいいから「絶対大丈夫だよ!よくなるよ!」って誰かに言って欲しかった。
でもおかげで、自分の頭で考えるようになったし、自分の心の声や、体の声に耳を傾けるようになった。
そして気づいたんだ。
いかにそれまで、人の意見に左右されていたのかと。
子供の頃からずっとそうだった。
迷ったときは人に聞き、なんど決断を人任せにしてきたのかと。
自分の人生なのにね。
結局、他の誰にも、人生を取って代わることはできない。
だから、自分の人生は、自分で責任持って、クリエイトしていくものなんだ。