アドラー心理学では、病気すら自分が選んだとある。
ある意味正しくて、ある意味ちがうと私は思う。
私はどこか導かれて病気になったと思うけれど、じゃあ例え自分が選択したとして、それに気づいたらスグ治るのか?
私はそんなスグ結果を出せなかった。
けれど、アドラーに出会うよりもっと前から、病気になったのは何か意味があるはず、と思い続けたおかげで、そこから様々な気づきを拾い上げることで徐々に回復していった。
でも、人生において健康はけっしてゴールでないし、健康にこしたことはないけれど、病気だから発見できたことや得たものやご縁などある。
そう考えると、体に不調があるのかどうかは本来はどーでもイイはず。
ただ、不便を感じることは多々あり、人より人の手を借りることも多くて、当たり前だけど、やっぱり治したいと思うもの。
だから、自分でカラダの声を聴き、ピンと来るものを取り入れ、自分の心と体を癒すぞ!という責任を持つ。
人生で何したいかは人それぞれ。自分が満足する人生を歩むためには、何が自分に必要か。そこに健康が必要かどうか。
自分の人生は、自分が主役。道は自分で選べるはず。
今ある現実が語りかけているものを読み取りながら進んでいけば、道はつながっている。